寸法は大事

約7年前、自分用に初めて家庭用ミシンを購入しました。
真っすぐ縫うだけの簡単な手さげバッグを作ろうと、初心者向けに写真や図で手順の説明のある本を見ながら、本の通りのサイズで手さげバッグを作りました。
しかし、作ってみると、持ち手の太さやマチ幅など、自分の好みのサイズにしたいな~と考えるようになりました。そこで本を参考に自分の好みのサイズで作ったものが下の写真です。

当時の私にとっては、かなりがんばりました!力作です!

 

でも今の私の視点で見ると…
全体的に形が歪んでいます。
左右の長さが合っていないところもあります。

縫い代の幅がまちまち。

三つ折り幅もまちまち。

 

自分や家族用にソーイングを楽しむ分には、縫い代幅や三つ折り幅がまちまちでも、形が歪んでいても自分が満足していれば良いと思います。
しかし、人に見せたり、プレゼントするなら完成度を上げたいですね。

 

洋裁教室に通う前の私は、
布にだいたい真っすぐチャコで線を引いて、裁ちばさみでザクザク裁って、本の指示の「縫い代1㎝」を何となく1㎝くらいの感覚でミシンで縫っていました。

 

洋裁教室で最初に学んだことは、
寸法は大事」ということでした。
型紙が歪めば、その後の裁断、縫製でさらに歪んでいきます。

定規で線を引く。定規で正しく寸法を測る。
指示通りのサイズで縫うようにする。

何となくではなく、指示通りのサイズ幅で折り返したり、縫ったりすることで出来上がりが美しく、歪みの少ない物になります。完成度が高くなります。

自分流で何となくやっていることが、洋裁教室では理屈で理解したり、正しく指導されたりします。

師匠を持つと上達が早くなると思います。
ホント、オススメですよ。

ABOUTこの記事をかいた人

女性(40代)  子ども(10代)がいます。子どもの服を手づくりしたくて約7年前に家庭用ミシンを購入してソーイングを始めました。家庭科でミシンを習った程度の超初心者が独学で手づくりを楽しんでいましたが、1年程前に洋裁教室に通いだしたことで、技術と知識豊富な師匠に出会い、さらにソーイング生活にハマっています。師匠の熱烈なファン&追っかけもしています。そんな私の幸せな日々を綴ることで、ソーイング好きな人が一人でも増えたらうれしいなと思いながら、ブログを書いています。よろしくお願いします。