今から7年前に自分用に家庭用ミシンを購入しました。目的は子どもの服を作ることでした。
本屋や図書館で、ソーイングの基本や簡単な子ども服の本を探して、数冊購入したり借りたりして、読んで勉強しました。
超初心者の私は、まずミシンには縫う生地によって針や糸の太さを変える必要があると知りました。一般的な生地には11号の針、60番の糸が良いことがわかりました。
本当に一つ一つが未知の世界で、ソーイング用語の勉強からスタートでした。
「布帛」って読めますか?意味はわかりますか?私は読めませんでした。
生地は大きく分けて2種類あります。
①布帛は「フハク」と読みます。織物のことで基本的に伸びない生地のことです。Yシャツやエプロンなどの生地に使われます。
②伸びる生地は「ニット」と呼びます。編物のことです。Tシャツの生地に使われています。
布帛は家庭用ミシンで縫えますが、ニット地は縫いにくく、ロックミシンというミシンで縫うことができると知りました。
布帛にも種類があり、ローン、ブロード、オックス、ツイル、ガーゼなど様々あります。
最初から子ども服づくりはハードルが高いと感じ、真っすぐ縫う手さげバッグを裏地なしで作ることにしました。
バッグにはオックスやキルティングが向いていると本で学び、生地屋の店員さんに聞きながらオックス生地を選びました。
ソーイングの用語一つにしても、知らない事を学んでいくって楽しい時間だと感じたことを今でも覚えています。