今日は、洋裁教室に通うまでの経緯を書きたいと思います。
私は子どもの服を手づくりしてみたいという動機から、7年程前に手芸店で家庭用ミシン(ブラザー Bf-7000)を購入しました。家庭科の授業以来でミシンに触れ、取扱い説明書を熟読しながら、独学でソーイングを始めました。
主に洋裁本、ネットのソーイング関連の記事を読んで勉強してソーイングを楽しんできましたが、自分の作ったものを自信を持って人に見せたり、プレゼントしたりできたらいいなぁと思い始めるようになりました。また独学でやってきたので、自分のやり方が正しいのか知りたいと思うようになりました。
そこで思い切って、洋裁教室に通うことにしました。
まず、通える範囲内で近くに洋裁教室はないか、ネットで調べました。
自宅にアトリエを持ち、マンツーマンで指導する教室があることを知りました。その先生は集団向けにも教室を持っていて、指導の経験は豊富な様子と感じました。
私はとても興味を持ったので、勇気を出して、直接、問合せをして見学を申込み、その後、マンツーマンでレッスンを受けることにしました。
それが2018年4月末だったので、ちょうど一年前のことです。
その後、3時間程のレッスンを月1~2回程度、受け続けて現在に至ります。
先生は毎回、ソーイングの基本から応用まで幅広く指導してくれるので、学びが多くてメモを取りながらレッスンを受け、自宅に帰ってからメモを読み返しながらノートに清書しました。
そして次回のレッスンまでに習った内容を縫って復習しました。(例えば、かっぽう着づくりのレッスンを受けたら、同じように自宅でも同じ工程でかっぽう着を作るのです。)
復習することでレッスン時にはわかったつもりになっていたことが、自宅で自分一人でやってみると、不明な点や難しい点に気付くのです。
次回のレッスンで質問して明確にすることができます。
レッスンの「復習」はとても大事と思います!
マンツーマンレッスンは先生のアトリエで行います。
そこでは、職業用ミシンを使用します。いつも私が使っている家庭用のコンピューターミシンのように自動糸調子や自動糸切りの機能は無く、針が自動で上がる動きもしません。
先生が細かく指導してくれますが、プーリー(はずみ車 ミシンの右側についていてミシンが動いているときに回る部分です。)を自分で回して、針を上げ下げしたり、縫い始めたり、縫い終わりで布を外したいときも、プーリーを手で回して針位置を変えなくてはいけません。
私に扱えるか不安でした。壊さないように、手順を間違えないように緊張しながら一人ブツブツ手順を言いながら職業用ミシンを使っていました。
そんな私でも、何度かレッスンに通い、職業用ミシンを触っているうちに慣れてきました。
そして、「職業用ミシンが欲しい!」とあこがれを持つようになりました。
と、「洋裁教室に通うまでの経緯(1)」はここまで。続きはまた次回。「(2)」へ。