洋裁教室に通い始めて、私が最初に学んだことは、
「定規は洋裁の必需品」ということです。
定規を使って測り、真っすぐ線を引き、型紙を作る(もしくは型紙を本から写す)ことの大切さを学びました。
以前の私は洋裁本の型紙をフリーハンドで写したり、縫い代はおおよそ1㎝と感覚でやっていました。持っていた定規は20㎝だったので、長い線を引くときは定規を継ぎ足して書くので、いつの間にか真っすぐの線が曲がっていくのでした。
ほんと、だいたいでやっていました。
そのため作った物は全体的にバランスが悪かったり、歪んでいたりしていました。
洋裁教室の会場である先生のアトリエでは、
ミシンやアイロン、アイロン台、作業台、裁縫道具などを使わせてもらえます。そのため、レッスンの最中に様々な道具を使いながら、「これ便利!」「使いやすい!」と思うと、レッスンの帰り道に手芸用品店に立ち寄って購入したり、ネットで探して購入したりしてきました。
最初に購入した物は、方眼定規です。
30㎝程度が使いやすいです。
手芸用です。㎜単位で測ったり、線を引くことができます。
型紙を写したり、本の指示通りの幅(例えば「1㎝」「1.2㎝」など)で縫い代を書いたりすることができます。
これは長さを測ったり、線を引くこと専用です!
決してカッターには使いません。カッターの刃で定規が傷が付くと線を引くときに歪むからです。
カッター用には、これです。
文房具売り場にある一般的な定規です。こちらも30㎝程度が使いやすいと思います。型紙をカッターで切ったり、布をロータリーカッター(円形刃を回転させて物をカットする道具)で切ったりするときに、この定規を添えて切ります。
定規は2本以上用意する良いです。理由は、長い線を引きたいときに2本を横に並べれば長く線を引くことが可能だからです。
定規を使って正確に線を引いて型紙を作り、その型紙で布を裁断して、指示通りの幅で縫うことで、縫い始めから縫い終わりがピッタリ合い、ズレや歪みの少ない完成度の高い作品が仕上がるのです。
「定規」は洋裁の必需品です。
お持ちでない方は購入をお勧めします。