先日、知人から依頼されたかっぽう着づくりを進めています。
知人は小柄なため、既製品のかっぽう着では大きすぎるため、小さなかっぽう着を探しているとのこと。
以前私が作ったブラウスの生地を気に入ってくれて、その生地で作成の依頼を受けました。
彼女は身長150㎝の7号サイズ。
サイズが合わない悲しさの解消はハンドメイドの出番です!
ハンドメイドは、自分の体形や自分の作りたいサイズに合わせて作ることができます。
私の手持ちのかっぽう着の型紙をS、M、Lサイズにサイズ展開したので
(正確には、洋裁教室の先生がほとんどやってくれましたが(汗))
その型紙でかっぽう着を作っています。
サイズ展開したばかりなので、一着作ってみないと完成度がわかりません。
試作は大切です。
数字上ではピッタリ合っても、型紙から布に、裁断した布からミシンで縫製へと進むうちに数ミリのズレが誤差になり歪み、布がつれたり、縫いにくかったりするのです。
今回は、見頃の脇と袖付けが合わず、型紙と布を微調整しました。
試作、微調整を繰り返して完成度が増し、製品が出来上がっていくのだと感じます。
だいぶ形になってきました。
今回は、生地の厚みが薄いため、ポケットの裏に力布を張って補強をしました。
(補足:力布とは、生地に穴が開いたり、切れたり、ほつれたりしないように裏側から当てて補強する布のこと。)
ポケットの口のところは物を入れたり、物の重みで力がかかったりして、ほつれやすい場所です。ミシンで三角に縫い、力布で補強しておきました。
力布は初めての試み。
私の手持ちの洋裁本に詳しい説明がなかったので、ネットで検索しながら見様見真似で付けました。
「この方法で良いのかな?次回の洋裁教室で先生に質問してみよう!」
日頃のソーイングで疑問点があればメモをしておき、次回レッスン時に質問できるところも、独学では得られない洋裁教室の利点です。
次回は、バイアステープでかっぽう着の襟ぐりとヒモをつけて仕上げに入ります。
もっとソーイングする時間が欲しい~!ソーイング時間はいくらあっても足りません。私にとってソーイングは幸せな時間です。