初心者向けの講座のお手伝いをして初心に帰ることができました。

今日は洋裁教室の先生のお手伝いで、
某カルチャーセンターの初心者向けのソーイング講座に出かけました。
2時間の講座で受講者は10名。
キャンセル待ちが出るほどの人気講座です。

この講座の魅力は、
初心者向けで、しかも手ぶらで参加できるところ!
です。

今日は5回講座のうちの初回。
一人一台の職業用ミシン、二人に一台のロックミシンが用意され、
教材として布と副資材が用意され、裁縫道具は先生が貸し出します。

私の役割は、受付と先生の補助、
各テーブルを回って受講者さんが困っているときに補足説明をする係です。

最初の一時間は、ミシン屋の専門家から
ミシンの簡単な構造、基本操作、注意事項の説明後、
受講者さんは目の前の職業用ミシンで
直線縫いをしました。


押さえを下ろして、プーリーを手前に回して針を下ろして、3針縫ったら返し縫いを3針して、直線縫いをして、縫い終わりは3針返し縫いして、プーリーを手前に回して天秤を上まで上げてから押さえを上げて布を外して糸を切る。
この一連の動作を何度か練習しました。

受講者さんはミシン初心者の方ばかりで、
しかも職業用ミシンの操作に戸惑ってしまうようでした。
プーリーを手前に回して天秤を上げてから布を外すことを忘れがち。
縫い終わったら、そのまま押さえを上げて布を抜こうとするので、糸が絡んでしまう受講者さんが多かったです。
私は何度も「天秤を上げてからですよ~」と説明して回りました。


後半は、習ったばかりの直線縫いでできる巾着づくり
先生の説明と実技指導を受けて作業開始しました。


一斉に先生の説明を聞いた後で作業を開始するのですが、
すぐに理解して静かに進める方、細かなことを気にせずに進める方、ゆっくり慎重に進める方、手順がわからなくなり混乱する方、小さな歪みが気になりほどいて縫い直す方、毎回同じところを間違える方など様々で、受講者さんの個性が出ます。同時に、人に伝えることの難しさも感じました。

一番印象的だったことは、
受講者みなさんの真剣な表情、縫えた時の嬉しそうな顔が見れて、
私はとても幸せな気持ちになれました。


私もほんの一年前、洋裁教室に通い始めた頃は、
慣れない職業用ミシンにドキドキして、操作手順を一人ブツブツ言いながら縫い進めていたことを思い出しました。
(今は手が勝手に動くので、説明するのが難しいくらいです。)

今日は初心者向けの講座にお手伝いで参加して、初心に帰ることができたお話でした。

一人でも多くの人がソーイングの楽しさを知ってくれたら嬉しいです。
何か新しいことを始めるなら一日でも早く!です。

ABOUTこの記事をかいた人

女性(40代)  子ども(10代)がいます。子どもの服を手づくりしたくて約7年前に家庭用ミシンを購入してソーイングを始めました。家庭科でミシンを習った程度の超初心者が独学で手づくりを楽しんでいましたが、1年程前に洋裁教室に通いだしたことで、技術と知識豊富な師匠に出会い、さらにソーイング生活にハマっています。師匠の熱烈なファン&追っかけもしています。そんな私の幸せな日々を綴ることで、ソーイング好きな人が一人でも増えたらうれしいなと思いながら、ブログを書いています。よろしくお願いします。