私のミシン3

引き続きミシン話です。ミシン好きなので熱くなってしまいます。
私が初めて家庭用ミシンを購入したのは今から7年前で、当時6万円程だったと思います。母の時代(30年程前)は10~20万円したと聞いたので、現代のミシンは安くなったと思います。
一昔前に比べて安くなったとはいえ、数万円するお買い物です。慎重に検討して満足のいく買い物をしたいものです。
今日は家庭用ミシン購入で、自分の経験をもとにお勧めしたいミシンの機能をお話します。

①初心者の方こそ「自動糸調子」付きのミシンをお勧めします!
私は学生時代に母のミシンを借りて、糸調子を合わせるだけで何度も試し縫いをして、やっと縫い始めても下糸が絡んで団子のようになって失敗して、糸をほどいてまた調整して、また試し縫いをして…と、
「いつになったら縫えるんだー!」とイライラした記憶が残っています。
キレイに縫えるまでの手間が多くてミシンが苦手になりました。

でも現代のコンピューターミシンの自動糸調子付きを使えば、ミシンが薄地から厚地まで布の厚みにあった糸の引っ張り具合を調整してくれるので、上糸と下糸をかけてスタートを押せばキレイな縫い目で縫うことができるのです。
私は自動糸調子のおかげでミシンが好きになれた!と言っても過言ではないと思います。そのため、初心者の方こそ「自動糸調子」付きを選ぶと良いと思います。

②何を作りたいかでミシンのサイズ(価格も)が違ってくる。
ミシン購入後に何を作りたいかで違ってくるのが、ミシンのサイズだと思います。ミシンには、コンパクトタイプフルサイズタイプがあります。

コンパクトタイプは軽いので持ち運びしやすい利点があります。価格も安い傾向です。
フルサイズタイプは大きくて重くはなりますが、モーターの力が強く厚い生地や重なった部分を縫うときに力を発揮します。
雑巾やレッスンバッグの入れ口の持ち手の重なった部分を縫う時は馬力(パワー)がないと縫い進められなかったり、針が折れたりということもあります。サイズも大きいので、服や大きいサイズの物を縫う時に作業しやすくなります。
私のミシンはフルサイズのタイプです。給食袋やレッスンバッグ、簡単な子どもの服などを作ってきましたがパワー不足で困ったことはありません。

 

フットコントローラーは必需品
昨日の記事にも書きましたが、足でスタート・ストップが操作できる(自動糸切りも操作可能な機種もある)フットコントローラーは、視線が手元(布)に集中できて両手が自由に動くので作業がはかどります。お勧めです!

 

最後に、ご自分が何を作りたいか、予算はどれくらいか、収納や作業スペースが確保できるかも検討する上で大事になると思います。
自分に合ったミシンを選んでミシンライフを楽しみませんか?

 

<番外編>模様縫いや刺繍機能付きに憧れるが、必要性は…?
私は一時期、子どもの名前や好むキャラクターを刺繍できたらいいな~と憧れたこともありました。(刺繍機能ミシンの店頭デモンストレーションを見てしまったので。)
でも大抵は、使う時期は一時期、子どもが喜ぶ時期は一瞬です。個人的には、子どもと一緒にお店でワッペンを選んで小物や服に貼り付けてあげる方がずっとお手軽で子どもに喜ばれるものです。

ABOUTこの記事をかいた人

女性(40代)  子ども(10代)がいます。子どもの服を手づくりしたくて約7年前に家庭用ミシンを購入してソーイングを始めました。家庭科でミシンを習った程度の超初心者が独学で手づくりを楽しんでいましたが、1年程前に洋裁教室に通いだしたことで、技術と知識豊富な師匠に出会い、さらにソーイング生活にハマっています。師匠の熱烈なファン&追っかけもしています。そんな私の幸せな日々を綴ることで、ソーイング好きな人が一人でも増えたらうれしいなと思いながら、ブログを書いています。よろしくお願いします。