ミシン購入のきっかけのよくある話で、
「妊娠中にベビー用品(よだれかけ、肌着など)を作りたい。」「子育て中に子どもの服を手づくりしたい。」「幼稚園や小学校の就学前に準備品(給食袋、レッスンバッグ、上靴袋等)を作る必要がある。」と、ミシンを買われた方も多いのではないでしょうか。
私もその一例で、子育てに少し慣れた頃、「子どもの服を作ってみたい!」と憧れるようになりました。でも当時の私のミシン歴は学校の家庭科で習った程度で、昔、母のミシンを借りて悪戦苦闘して苦手になった超初心者。
でも、欲しい気持ちが抑えきれず、最初はネットで情報を集めました。
しかし、ミシンと一言でいっても、ミシンには電子ミシン、コンピューターミシン、職業用ミシンとあるようで、そしてブラザー、ジューキ、シンガー、ジャノメ等々、多くのメーカーさんが各種ミシンを出していて、私には種類が多すぎて混乱、選びきれない!困った!状態になりました。
次に近所の手芸屋さんで直接ミシンを見て、聞いてみようと出かけました。
そこで衝撃を受けました!
現代のミシンって、
「ボビンケースが無い。不要。ボビンは金属ではなくプラスチック。」
「自動糸調子。ミシンが自動で布(生地)に合った適切な糸調子を整えてくれるから、きれいに縫える。」
「自動糸切りボタンを押せば、上糸と下糸が自動で切れる。」
「針の下にボビンを入れる場所(水平釜)があり、透明な窓からボビンが見え、下糸の残量が確認できる。」
「数種類の模様縫いや機種によっては刺繍機能までついている。」
「ミシン本体に、糸を通すガイドが順路のように書いてあるので番号順に沿って糸を通せば上糸も下糸も準備ができる。」
使う人にやさしい機能が盛りだくさん!
現代のミシンってすごい!
革命だ!
超初心者の私でも使えそうって思いました。あとは価格ですね。
悩みに悩んで、家族とも相談した結果、
母がブラザーのミシンを使っていたこと、大手メーカーで保障もあり安心と考えて、手芸店で勧められたブラザーのBf-7000を購入しました。
保証書を見たら、2012年(平成24年)5月に購入していました。
今から7年前の事でした。
ちなみに、私の購入したBf-7000は手芸店のオリジナルです。販売経路によって色や名前を変えて販売しているようです。「ブラザーフェリエ1」「ブラザーアデッソ1」と同型のようです。
自動糸調子がついているミシンを選び、取扱説明書の手順通りにやれば誰でも簡単に縫うことができます。超初心者だった私でもミシンデビューできました。技術がなくてもミシンがやってくれます。
初心者の方でミシン選びで迷ったら、ネットで基本的な機能を調べた後、できれば色々なミシンに触れてみると良いと思います。
私のように手芸店に行ってみるのも良いですし、お友達にミシンを持っている人がいれば触らせてもらったり、使い心地を聞いたりするのも良いですね。
私が通う洋裁教室の先生は仕事用に数十台のミシンを持っています。レッスンやレンタルをして、ミシンを使わせてもらうのも良い方法だと思います。
ミシンは高額ですし、一度購入したら長く使う物なので、情報を集めて、実際に触って、人に聞いて、検討することをお勧めします。
もし購入を迷われている方がいれば、この記事が参考になればうれしいです。