依頼されたワンピースは無事に完成しました。ほっと一安心です。
今回、初めて依頼を受けて縫製をしましたが、納期が迫っているという焦りと失敗できないという緊張感で、いつも以上にエネルギーや集中力を消費することがわかりました。数をこなせば慣れてくるのか、自分の傾向なのか、まだわかりませんが、良い勉強になりました。
ところで、私は現在、ブラザーのヌーベル270の職業用ミシンを使って縫製しています。(職業用ミシンは直線専用のミシンです。)
高性能なコンピューターミシンなら自動糸調子もついて安定した縫い目で、ボタンホールやジグザグ縫い、模様縫いなど飾り縫いの種類も多く、職業用ミシンよりも便利で扱いやすいかもしれません。
しかし、私は洋裁教室のアトリエで先生の職業用ミシンを使ってレッスンを受けるうちに、憧れを持つようになりました。
特に、ミシンのアタッチメントの種類が多いことが魅力でした。
例えば、袖口や裾の三つ折りの端を縫うコバステッチ(布端から1~2㎜のステッチ、端ミシンとも言う。)を普通の抑え金ではコバステッチを均一に縫うことは難しいですが、
段付き押さえというアタッチメントを付ければ、簡単にコバステッチができてしまうのです。
段付き押さえは、縫いたい幅によって1.0㎜、1.5㎜、2.0㎜と様々あります。しかも右段、左段と布端の方向によっても各種あります。
キレイなコバステッチが簡単にできるため、
私は、この段付き押さえで縫いたくて職業用ミシンを購入したと言っても過言ではないと思うくらい、段付き押さえを活用しています。
そのため段付き押さえが増えてしまいました。
便利な道具は作業効率をあげます。さらに、美しい仕上がりになれば、なお嬉しいですね。
私の愛用している段付き押さえのご紹介でした。